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永代供養を選ぶ場合の墓じまいの流れ|手続き・費用・注意点をわかりやすく解説

目次
  • 墓じまいとは?永代供養との関係
    • 墓じまいとは何をすること?
    • 墓じまい後の供養先として永代供養が選ばれる理由
  • 【全体像】永代供養を前提とした墓じまいの流れ
    • 墓じまい〜永代供養までの流れ【7ステップ】
  • 墓じまいで必要な手続き一覧(行政・寺院)
    • 改葬許可申請とは?
    • 寺院・霊園とのやり取りで必要なこと
  • 永代供養を選んだ場合の費用相場
    • 墓じまいにかかる費用
    • 永代供養の費用相場
    • 合計費用の目安
  • 墓じまいでトラブルになりやすいポイントと注意点
    • 親族間トラブルを防ぐコツ
    • お寺とのトラブル(離檀料問題)
    • 永代供養を選ぶ際の注意点
  • 墓じまい後の供養方法は永代供養だけじゃない
    • 樹木葬という選択肢
    • 海洋散骨・手元供養という選択肢
  • よくある質問(FAQ)
  • 永代供養と墓じまいを検討している方へ
  • 🔗 関連ページ

墓じまいとは?永代供養との関係

墓じまいとは何をすること?

「墓じまい」とは、その名のとおり現在あるお墓を閉じて遺骨を取り出し、墓石を撤去して土地を更地に戻すことを指します。具体的には、これまでお墓に納めていた遺骨を取り出し、墓石のあった区画を更地にして墓地の管理者(寺院や霊園)へ返還します。その後、遺骨を別の場所に移して供養する流れとなり、遺骨の引っ越しともいえるこの作業を「改葬(かいそう)」と呼びます。改葬を行う際には市区町村役場が発行する「改葬許可証」が必ず必要で、無許可で改葬すると罰則の可能性もあります。

近年では少子高齢化や核家族化の影響により、お墓を次世代に継承することが難しくなるケースが増えています。遠方にお墓があって管理が困難だったり、お墓を守る継承者がいないといった理由から、墓じまいを検討する家族が増えているのです。実際、「お墓の継承者がいない」「高齢でお墓参りが難しい」など、やむを得ない事情で墓じまいに踏み切る方が多くなっています。墓じまい自体に抵抗を感じる方もいますが、適切に手続きを行えば大切なお墓を放置して“無縁墓”にしてしまうリスクを避けられるメリットがあります。

墓じまい後の供養先として永代供養が選ばれる理由

墓じまいをした後、取り出した遺骨をどうするかは大きな問題です。新たな遺骨の受け入れ先として近年選ばれることが多い方法の一つが「永代供養」です。永代供養とは、従来のように家族や親族が墓を管理する代わりに、寺院や霊園などが遺骨を預かり、供養・管理を永続的に代行してくれる供養方法を指します。将来お墓の継承者がいなくても利用でき、一度契約時に費用を支払えば年間の管理料が不要になる点もメリットです。

永代供養墓には合祀墓(ごうしぼ)や個別墓、屋内型の納骨堂など様々な種類があります。多くの場合、一定の年数は個別に安置し、その後は他の遺骨と合同で合祀墓に納めて供養を続けてもらう形態が一般的です。このため、「永代供養」といっても永久に個別供養が続くわけではなく、多くは契約期間が定められており、期間経過後は他の方の遺骨と合祀される点に注意が必要です。それでも、お墓の後継ぎ問題を解消し、次世代に負担を残さない供養方法として永代供養は広く利用されています。実際、墓じまい後に新たなお墓を建てず寺院や霊園の共同墓で永代供養をお願いするケースが増えていることが報告されています。

【全体像】永代供養を前提とした墓じまいの流れ

墓じまい〜永代供養までの流れ【7ステップ】

墓じまいから永代供養までをスムーズに進めるには、以下の7つのステップを順番に踏むのが一般的です。あらかじめ全体の流れを把握しておくことで、手続き漏れや関係者とのトラブルを防ぐことができます。

  1. 親族に相談・同意を得る: 墓じまいの決定権は墓地主(墓の名義人)にありますが、後々のトラブルを避けるため事前に近親者へ十分相談し、理解と同意を得ることが大切です。代々守ってきたお墓を閉じることに抵抗を示す親族もいるかもしれません。「お墓が無くなっても別の方法で故人を供養できる」ことを丁寧に説明し、気持ちよく賛同してもらえるよう努めましょう。
  2. 現在のお墓の管理者(寺院・霊園)に連絡する: 親族の合意が得られたら、お墓を管理している寺院や霊園に墓じまいの意思を伝えます。墓地管理者には埋葬者名や区画を照合してもらい、「埋蔵証明書(埋葬証明書)」を発行してもらいます。菩提寺(ぼだいじ)がある場合には、これまでお世話になったお礼を丁寧に伝え、墓じまいをする理由も詳しく伝えておきます。*寺院との注意点: 寺院のお墓を墓じまいするということは「檀家をやめる」ということです。檀家が減り、収入が減ることは寺院にとっては大きな問題ともいえます。事前に自分たちの気持ちを伝えて、寺院とのトラブルにならないよう心がけましょう。
  3. 新しい納骨先を決める: 次に遺骨を移す受け入れ先を決定します。墓じまい後の選択肢として、他の一般墓地に改葬するほか、永代供養墓(合祀墓や納骨堂など)に申し込む、あるいは散骨や手元供養を行うなど様々な方法があります。家族や親戚と十分に相談しながら決めることが大切です。受け入れ先から承認を得たら「受入証明書」という書類を受け取ります。
  4. 改葬許可証の申請・取得(行政手続き): 現在のお墓の所在地を管轄する市区町村役場にて、改葬(墓じまい)の申請手続きを行います。具体的には、現在のお墓の管理者が発行した「埋蔵証明書」、新しい受け入れ先の「受入証明書」、そして役所で入手できる「改葬許可申請書」の3点を提出し、「改葬許可証」を交付してもらいます。自治体ごとに手続きの様式が異なる場合もあるため、事前に役所の窓口やホームページで確認しておくとよいでしょう。改葬許可証は遺骨を移動する際の公的な許可証であり、新しい納骨先に遺骨を納める際にも必要となります。
  5. 閉眼供養(魂抜き)の実施: 改葬許可証が取得できたら、実際に墓石を撤去する前に「閉眼供養(へいげんくよう)」という儀式を行います。閉眼供養とは、お墓の石に宿っている故人の魂を抜いて「石に戻す」宗教儀礼で、「魂抜き」「お性根抜き」などとも呼ばれます。菩提寺の僧侶にお越しいただき、お経をあげてもらってからお墓を閉じます。閉眼供養のお布施の相場は3万円〜5万円程度が一般的です。なお、閉眼供養を行わずに墓石を撤去しようとすると、石材店が作業を断る場合もありますので必ず施行しましょう。
  6. 墓石の撤去・更地化(石材業者による工事): 閉眼供養が終了したら、墓石の撤去・解体工事を進めます。予約しておいた石材店などの専門業者に墓石の解体撤去工事を依頼し、墓石を撤去して区画を更地に戻したら墓地の管理者へ土地を返還します。墓石の撤去費用は墓地の立地や墓石の大きさによって異なりますが、更地化まで含めた相場は約15万〜30万円といわれています。事前に現地を見てもらい見積もりを取得しておくとよいでしょう。
  7. 遺骨を永代供養先に納骨する: 全ての手続きと工事が完了したら、取り出した遺骨を新たな供養先へ移します。永代供養墓を利用する場合は、改葬許可証を新しい墓所に提出したうえで納骨し、永代供養料を納めます。合祀型の永代供養墓であればその場で他の遺骨と合同で埋葬・供養となり、個別型で一定期間安置するプランの場合は所定の納骨壇等に遺骨を安置します。遺骨の移設と納骨が済めば、墓じまいから永代供養への一連の流れが完了となります。

墓じまいで必要な手続き一覧(行政・寺院)

改葬許可申請とは?

「改葬許可申請」とは、上記ステップ4でも触れた遺骨を別の場所へ移す際に自治体から許可を得るための手続きです。具体的には現在の埋葬先と新しい納骨先の双方の証明書を添付し、現在のお墓の所在地の市区町村役場で改葬許可証の交付申請を行います。役所で所定の「改葬許可申請書」に必要事項を記入し、「埋蔵証明書」(現在のお墓の管理者発行)と「受入証明書」(新しい墓所の管理者発行)を提出すると、問題がなければ即日〜数日で改葬許可証が発行されます。この改葬許可証は新しい納骨先に遺骨を納める際に必要となるため大切に保管してください。

申請にかかる手数料は自治体によって異なりますが、数百円〜数千円程度と高額ではありません。なお、改葬許可証無しに遺骨を移動させることは法律で禁じられており、勝手に遺骨を移した場合は罰則の対象となる可能性があります。必ず正式な手続きを踏み、許可証を取得してから墓じまいを進めましょう。

寺院・霊園とのやり取りで必要なこと

墓じまいに際しては、現在お墓がある寺院や霊園との調整も欠かせません。まず、墓じまいの意思を伝える際にはこれまでの感謝の気持ちを伝えることが大切です。特に寺院墓地の場合、墓じまい=檀家離脱となるため、寺院側にとっては収入源である檀家が減ることになります。そのため、唐突に「墓じまいします」と通告するとトラブルになるケースもあります。事前に住職に相談し、経済的・家庭的事情でやむを得ず墓じまいする旨を丁寧に説明して理解を得るよう努めましょう。

寺院墓地で檀家を離れる際にしばしば問題になるのが「離檀料」です。離檀料とは、長年菩提寺にお世話になったお礼としてお寺に納めるお布施の一種で、相場はおよそ3万〜20万円とされています。金額や必要性は寺院によって異なりますので、親族や石材店にも相談しつつ事前に寺院に確認するのが安心です。離檀料はあくまでお礼の気持ちを示すものですので、トラブルを避けるためにも感謝の言葉を添えて納めるようにしましょう。

また、墓じまい当日の段取りについても寺院・霊園と打ち合わせが必要です。閉眼供養の日時を僧侶と調整したり、石材店が墓地に入る許可や日時を管理事務所と取り決めたりします。霊園によっては解体工事の前に事前届出が必要な場合もありますので、管理事務所の指示に従ってください。これらの事務連絡をきちんとしておけば、当日の作業がスムーズに運びます。

永代供養を選んだ場合の費用相場

墓じまいにかかる費用

墓じまいに伴う費用は複数の項目に分かれます。まず、墓石を解体して撤去する工事費用が発生します。これは墓石の大きさや数、現場状況によって異なりますが、更地化まで含めた相場は約15万〜30万円とされています。次に、閉眼供養をお願いする僧侶へのお布施として3〜5万円程度、加えてお車代やお膳料を包む場合は数千円〜1万円程度が別途必要になることがあります。また、寺院墓地の場合は先述の離檀料(目安: 3〜20万円)がかかります。離檀料の金額設定は寺院ごとに異なるため事前に確認しましょう。

その他、改葬許可証の発行手数料(数百円〜数千円程度)や、新しい納骨先が遠方の場合の遺骨の輸送費などが発生することもあります。しかし、墓じまいの主な費用は「墓石撤去費用」「閉眼供養のお布施」「離檀料(寺院墓地の場合)」の3つです。たとえば、墓石が小規模で離檀料が不要な場合は数十万円程度で済みますが、墓地の区画が大きかったり離檀料が高額になったりすると100万円前後かかるケースもあります。事前に見積もりを取り、費用の内訳を明確にしておくことが大切です。

永代供養の費用相場

永代供養を利用する際の費用は、選ぶプランや納骨する遺骨の数によって幅があります。永代供養に必要な費用の相場は約5万円〜150万円と非常に幅広いです。低価格帯となる5〜20万円程度のものは、合祀型(他の方の遺骨と一緒に合同で埋葬されるタイプ)の永代供養墓が中心です。合祀墓は一人ひとりの区画を設けないため費用を抑えられ、後継者がいない方でも利用しやすい供養方法です。

一方、費用が50〜150万円程度になるものは、個別に遺骨を安置できる永代供養墓や屋内型納骨堂など、手厚いプランが中心です。例えば、一定期間個別の厨子棚やロッカーに遺骨を安置し、その期間中は個別参拝が可能なプランは費用が高めに設定されています。また、都心部の設備の整った納骨堂や著名なお寺の永代供養墓は、設備維持費や立地の利便性もあって料金が高くなる傾向があります。納骨堂タイプで30万円〜100万円、個別区画のある永代供養墓で50万円〜150万円程度が目安とされています。いずれの場合も契約時に永代供養料として一括で支払うのが一般的で、その後の管理料は不要です。

合計費用の目安

墓じまいの費用と永代供養の費用を合算すると、トータルでおおよそ数十万円〜数百万円の単位になります。具体的には、合祀型の永代供養のように比較的安価なプランを選べば、墓じまい費用(墓石撤去・閉眼供養など)30〜50万円程度+永代供養料5〜20万円程度で、合計40〜70万円前後に収まるケースもあります。一方、個別安置期間のある永代供養や納骨堂など充実したプランを選ぶと、墓じまい費用50万円前後+永代供養料100万円前後となり、合計150万円以上になることもあります。

もちろん実際の費用は各家庭の状況によって大きく変わります。お墓の規模や場所、新しい供養先の種類、遺骨の人数などで総額は増減します。可能であれば複数の業者や墓所に見積もりを依頼し、内訳を比較検討するとよいでしょう。費用面が心配な場合には、公的な墓じまい支援制度や分割払いプランの有無も確認し、計画を立ててください。

墓じまいでトラブルになりやすいポイントと注意点

親族間トラブルを防ぐコツ

墓じまいで最も多いトラブルの一つが親族間の意見対立です。長年先祖代々守ってきたお墓を閉じることに対し、「ご先祖様に申し訳ない」「お墓は守るべきだ」と強く考える親族がいる場合、墓じまいを進めることで感情的な反発を招く恐れがあります。こうしたトラブルを防ぐには、事前の丁寧な話し合いと全員の合意形成が不可欠です。墓じまいが必要な理由(後継者不在や遠方で管理困難など)を正直に説明し、理解してもらえるよう努めましょう。また「お墓がなくなっても別の方法でちゃんと供養できる」という点を強調し、不安を和らげることも大切です。例えば、永代供養墓ならお寺が供養を続けてくれること、樹木葬や散骨でも定期的な供養祭が行われることなど具体的に説明すると安心してもらえます。話し合いは一方的にならないよう親族の気持ちも尊重し、十分な時間をかけて合意形成しましょう。

お寺とのトラブル(離檀料問題)

墓じまいでは菩提寺とのトラブルにも注意が必要です。寺院墓地を離れる際に発生する離檀料について、金額面で折り合いが付かないケースや、檀家を辞めること自体に難色を示されるケースがあります。離檀料は先述のとおり寺院ごとに異なり明確な規定がないため、中には高額な離檀料を請求され戸惑う例も報告されています。しかしまずは菩提寺の言い分に耳を傾け、誠意をもって話し合うことが大切です。長年維持してきたお墓を手放すのはお寺側にとっても寂しいことですので、感謝の気持ちを伝えつつ理解を求める姿勢を貫きましょう。

離檀料が高額に感じる場合は、他の檀家や石材店に相場を相談してみるのも有効です。寺院側もできれば円満に送り出したいはずなので、冷静に話し合えばお互い納得できる着地点が見つかるでしょう。トラブル防止には、早めに寺院とコミュニケーションを取ることが重要です。

また、閉眼供養の日程調整や墓地の明け渡し時期についても行き違いがないよう注意します。お寺の都合(お彼岸やお盆などの繁忙期)も考慮し、迷惑のかからない時期を選ぶのが礼節です。いずれにせよ、「今までありがとうございました」という感謝と礼儀を示すことで、寺院とのトラブルは大半が防げるでしょう。

永代供養を選ぶ際の注意点

永代供養は便利な供養方法ですが、選ぶ際にはいくつか注意すべきポイントもあります。まず、前述したように「永代」とはいえ永久に個別供養してもらえるわけではない点です。多くの永代供養墓では契約期間(たとえば◯◯回忌までなど)が設定されており、その期間を過ぎると個別に安置していた遺骨も他の方と同じところへ合祀されます。合祀された後も霊園や寺院が供養自体は続けてくれますが、遺骨は他の方と合同になります。このため、「ゆくゆくは合祀になる」ということを了承したうえで契約する必要があります。

また、永代供養墓では個別にお墓参りできなくなるケースも多いため、ご家族には事前に説明し理解を得ておきましょう。多くの永代供養墓では定期的な合同法要などが営まれるなど供養自体は続けられますが、個人の墓石のような形ではない点に留意が必要です。

さらに、永代供養の契約内容は施設によって様々です。個別安置期間の長短や合祀後の扱い、含まれるサービスなどに違いがありますので、費用面だけでなく内容もしっかり確認してから契約することが大切です。

墓じまい後の供養方法は永代供養だけじゃない

墓じまいをした後の供養方法は、永代供養墓への納骨だけに限りません。昨今ではお墓を建てない新しい供養の形も注目を集めています。ここでは永代供養以外の代表的な供養方法として、樹木葬、海洋散骨、手元供養の三つをご紹介します。それぞれ特徴が異なりますので、自分や家族の価値観に合った方法を選ぶ参考にしてください。

樹木葬という選択肢

樹木葬(じゅもくそう)は、墓石の代わりに樹木や花を墓標とする埋葬方法で、自然と調和した新しい供養スタイルとして近年人気が高まっています。専用の里山墓地やガーデニング霊園などで、遺骨を土に埋めてその上に樹木や草花を植えることで、「自然に還る」という理念を形にしたものです。樹木葬の多くは宗教・宗派を問わず利用でき、従来のお墓よりも明るく開放的な雰囲気であることから、抵抗感が少ないと言われます。

樹木葬のメリットの一つは費用負担が比較的軽い点です。墓石を建立する必要がなく、永代使用料も抑えめに設定されていることが多いため、従来のお墓に比べて経済的負担が小さい傾向にあります。また、樹木葬はお墓の継承者を必要としないことも大きな利点で、墓じまいを検討する方に支持されています。運営主体が寺院の樹木葬墓地であれば永代供養付きとなっているケースも少なくありません。つまり、霊園や寺院が継続して供養・管理してくれるので、後の世代に負担や心配を残さずに済みます。

樹木葬は墓地の立地によってはお参りが不便な場合もあるため、契約前にアクセスなど確認すると安心です。

海洋散骨・手元供養という選択肢

お墓を持たずに故人を供養する方法としては、海洋散骨や手元供養も近年増えてきています。海洋散骨は、故人の遺骨を細かく粉状にして海に撒く供養方法です。国内では1990年代以降に広まり始め、「自分は自然に還りたい」と願う方に選ばれることが多くなりました。海洋散骨はお墓を新たに建てる必要がなく、管理費もかからないため、経済的なメリットも大きいとされています。海洋散骨は遺骨をご遺愛の海へ還す方法で、専門業者に依頼するプランも多く存在します。費用相場は代行散骨なら5万円〜数十万円程度で、一般のお墓に比べて負担を抑えられます。

手元供養は、遺骨の一部または全部を自宅で保管し供養する方法です。具体的には、小さな手元サイズの骨壺に遺骨を納めて仏壇に安置したり、遺骨を加工してペンダントやアクセサリーにして肌身離さず身につけたりといった形があります。手元供養の最大のメリットは、常に故人を身近に感じられる安心感にあります。お墓や霊園まで出向かなくても、自宅で日々故人に手を合わせることができます。また、お墓を用意する費用が不要になるため経済的負担も少ない供養方法です。一方で、周囲の理解を得にくい場合があることや、自宅保管ゆえに自分の死後にその遺骨をどうするか課題が残るといったデメリットも指摘されています。手元供養はまだ新しいスタイルですが、生前にこれを希望する方も増えています。遺骨の一部を手元に、残りを永代供養墓に納めるといった併用も可能です。

このように、墓じまい後の供養方法は多様化しています。従来は「お墓以外考えられない」時代でしたが、今ではより個人の希望に沿った、かつ後世への負担が少ない供養を選択できるようになっています。大切なのは、残された家族が故人を偲びやすい方法、そして故人本人の意思にできるだけ沿った方法を選ぶことです。墓じまいを機に、改めてご家族で供養のあり方を話し合ってみることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q: 墓じまいをするのに親族全員の同意が必要ですか?
A: 法律上、墓じまい(改葬)は墓地使用者(墓主)の判断で行えます。ただし、後々の恨みやトラブルを避けるために事前に近親者へ相談し、同意を得ることが重要です。親族の中にはお墓を残したいという思いを持つ方もいます。「なぜ墓じまいが必要なのか」「他の供養で代替できる」ことを丁寧に説明し、できる限り理解を得てから進めるようにしましょう。

Q: 墓じまいの準備から完了まで、どのくらいの期間がかかりますか?
A: 一般的には準備開始から完了まで2〜3ヶ月ほどかかるケースが多いです。改葬許可証の取得や工事日程の調整に時間がかかると4ヶ月以上になることもあります。余裕をもって早めに準備を始めましょう。

Q: 墓じまいをせず放置するとどうなりますか?
A: お墓を長期間無管理のまま放置すると、墓地管理者によって無縁墓(管理者不在のお墓)とみなされ撤去されてしまう可能性があります。実際、後継者不在で荒れた無縁墓が増加しており、一定期間連絡や管理費納付が無いお墓は無縁墓として撤去・整理される可能性があります。ご先祖のお墓をそうした形で失わないためにも、事情がある場合は早めに墓じまいを検討することが大切です。

Q: 永代供養は「永代」とありますが、本当にずっと供養してもらえるのですか?
A: 永遠に個別供養が続くわけではない点に注意が必要です。多くの永代供養墓では最初の◯◯回忌まで個別に安置し、その後合祀といった契約内容になっています。合祀後も寺院や霊園が供養は続けてくれますが、遺骨は他の方と合同になります。永代供養を申し込む際は、契約期間とその後の扱いについてきちんと説明を受け、理解したうえで申し込みましょう。

永代供養と墓じまいを検討している方へ

お墓の継承問題やライフスタイルの変化に伴い、「墓じまいから永代供養へ」という選択は珍しいことではなくなりました。今回ご紹介したように、手続きや費用、供養方法の選択肢について事前に知っておくことで、スムーズかつ納得のいく形で大切なご先祖様をお送りできるはずです。

とはいえ、実際に墓じまいを進めるには不安も多いでしょう。その場合は専門の石材店や供養サービス業者に相談することで、手続き代行や適切なアドバイスを受けることができます。例えば、海洋散骨の*みんなの海洋散骨やシーセレモニーでは墓じまい後の散骨や永代供養の無料相談を受け付けています 。また、葬儀社*”1日葬・家族葬のこれから”*の無料資料請求を利用すれば、詳しい情報や特典を得ることも可能です 。一人で悩まず、ぜひ専門サービスも活用してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

🔗 関連ページ

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  • 🌳 [樹木葬について]
  • 💰 [供養の費用とプラン一覧]
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